7/6(sat)シゲトヨ産ミントが
今年も山盛り届きます。
モヒート飲みに来てね。
写真は
<工房アイザワ>の道具
黄銅洋食器 円
造り手から使い手へ
世界の洋食器のデザインについては、つまびらかではありませんが、
日本国内で生産されているよう食器のデザインに限って言及するなら、
旋盤加工、もしくは柄と皿を熔接しない完全な丸柄のスプンを寡聞にして知りません。
そのことが丸柄スプン「円」を考えついたモノ造りのきっかけです。
丸柄が簡単だとは思いませんでしたが、ステンレスの素材と違い、
素材が銅であったことで銅の伸びをどこで配分するかで、型作りの工夫がありました。
しかし
このデザインを生かすも殺すも、決めては仕上げにあります。
手仕事のできる職人、特にヤスリを使える職人の確保が問題になりました。
幸い、自動化の進んだ燕の産地にも生き残りの職人が今も健在です。
職人を大切にすること、職人を育てることの重要さを、この仕事でしみじみ考えさせられたものです。
きわめて
平凡なデザインですが、「円」はその平凡さが特徴です。そこが売り物でもあります。
(工房アイザワ カタログより)
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