1924年 懐中時計第一号完成。シチズン時計の第一号製品。
当時、我が国の携帯時計の主流は輸入の懐中時計でした。この時の経営者(尚工舎、山﨑龜吉氏)は、国産化への強い意志で、
この懐中時計を独自の設計により完成させました。シチズン初の製品となりますが、名前はまだありませんでした。
当時、貴族院議員(現参議院)の要職にあった山﨑龜吉氏は、時の東京市長であった後藤新平伯爵と親交があり、時計の命名を後藤市長に依頼しました。
市長は永く広く市民に愛されるように、市民を意味する「CITIZEN」と名付けられました。
その後、昭和5年5月28日、尚工舎は新会社として発足することになり、時計の名前であった「シチズン」を会社名に取り入れシチズン時計株式会社が創立されました。
駆動機械式(手巻)5ビート:発売年月1924年(大正13年)12月:発売時の価格12円50銭前後。昭和天皇も摂政の宮時代にご愛用されたみたいです。
これがそれ。貫禄余って可愛く見えてきます。「箕田合資会社 第五周年記念品 大正十二年十二月十四日創立 」の刻印入り。察するところ昭和3年製。
裏をカパッと開けてみますとCITIZEN☆SHOKOSHA 15JEWELSの刻印。
見ての通り短針ずれてます。が、しっかり巻けて動きます。12時間後の誤差は一分も無いです。
で、出所の箕田合資会社さん.現在は創業時の地、横浜市中区 馬車道駅付近でビル化しておりましたよ。
確認の為お電話してみましたら、今年で創業150年ですって。刻印より古いじゃない・・
尚工舎CITIZEN16型懐中時計:箕田合資会社 第五周年記念品 ¥100,000
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店主
大阪府公安委員会許可 第621142103254号
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